
銀座にある「銀座三河屋」という “江戸食” ショップが復刻して、販売しているそうです。
1643年に発行された、日本最古の料理書と言われる『料理物語』に煎酒のレシピが載っていて、その作り方は以下の通りです。
鰹(削節)一升に梅干十五(か)二十入れ、古酒二升、水ちと、たまり入れ、一升に煎じ漉し、冷やしてよし。
ここで用いられる梅干は「紀州南高梅」が良いとされ、そのため、和歌山県(紀州)の方では「紀州いりざけ」という名前で現在も流通しているとのこと。
それならば
「きっと、和歌山県の自治体が、ふるさと納税の返礼品に用意しているに違いない」
と考え、探してみたところ、楽天ふるさと納税で見つけることができました。
ただし、自治体は和歌山県ではなく、静岡県焼津市です。
こちら >> 【ふるさと納税】江戸時代の万能調味料 焼津産鰹節使用 煎り酒

焼津産の鰹節を使用していることから、焼津市の “地場産品” として返礼品に加えているそうです。
商品説明には「清酒に梅肉と鰹・昆布・あごだしを加えた室町時代発祥の万能調味料な焼津の特産物」とあります。
たしかに『料理物語』には、発祥の地については書かれていませんので、どこの “特産品” であってもよいわけです。
大事なのは、江戸時代に親しまれてきた味が、このように今も味わえるということです。
焼津市の「煎酒」は、7,000円の寄附金で、200ml瓶が3本届きます。
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お読みいただきありがとうございます。 ヾ(╹◡╹)ノ゙
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